指示やアドバイスに疲れる理由|人に振り回されない境界線の持ち方

指示やアドバイスに疲れる理由と境界線の考え方を表す、距離のある手のイメージ

「指示やアドバイスに疲れる」
そんなふうに感じたことはありませんか。

「こうしたほうがいい」と言われて、相手に悪気が
ないことはわかっている。
自分のために言ってくれていることもわかってい
る。

それでも、なぜか疲れてしまうことあります。

私も以前は、「またか」と感じながら、その言葉を
一つひとつ受け止めていました。

最近も、親からいくつかのLINEが届きました。

情報を教えてくれたり、「こうしたほうがいい」
と提案されたり。

頭では「心配してくれている」と分かっていても、どこかで感じていました。

自分の中に、また入ってこようとする感覚がある。

今振り返ると、私が疲れていたのはアドバイスそのも
のではなく、自分で決めたい領域に入られる感覚だ
ったのだと思います。

目次
「指示やアドバイスを受け続けて疲れている女性」

人から指示やアドバイスを受けたとき、言われた
内容そのものよりも、その裏側にある感覚に疲れ
ることがあります。

私の場合は、

  • 判断されているように感じる
  • 行動を決められているように感じる
  • 自分の領域に踏み込まれているように感じる

ということでした。

一度だけなら、それほど気にならないこともありま
した。

でも、自分が求めていない情報や「こうしたほうが
いい」という言葉が何度も続くと、少しずつ疲れてきます。

本来、自分で考えて、自分で決めたかったことまで
誰かに決められているような感覚になるからです。

「アドバイスが嫌なのではなく、自分で決める余白
がなくなることに疲れていた」

今振り返ると、私はそこにしんどさを感じていた
のだと思います。

では、なぜ人は「こうしたほうがいい」と言いたく
なるのでしょうか。

振り返ってみると、その背景にはいくつかの気持ち
があるように感じます。

ひとつは、不安です。

「何か起きるかもしれない」

「困ることになるかもしれない」

そんな不安があると、「こうしたほうがいい」と
相手に伝えたくなる。

もうひとつは、良かれと思う気持ちです。

自分が知っていることを伝え、相手の役に立ちたい。

困らないようにしてあげたい。

そう思ってアドバイスしている場合もあります。

そして、伝えることで自分自身が安心したいと
いうこともあると思います。

だから私は、指示やアドバイスをする人がすべて
悪いとは思っていません。

相手には相手なりの理由がある。

ただ、その不安や心配をすべてこちらが受け取る
必要があるかどうかは、別の話です。

伝えた側は少し安心しても、受け取った側に不安や
負担が移ることもあります。

それが何度も続くと、少しずつしんどさが積み重なっていきます。

本来、自分で決めたいこと。

自分選びたいこと。

そこに何度も、

・判断

・指示

・提案

が入ってくると、自分の感覚が少しずつ揺れていき

「私の考え方がおかしいのかな」

「言われた通りにした方がいいのかな」

そんなふうに考えるようになり、自分で決めること
にも迷いがでてきます。

そこで私が意識するようになったのが、境界線
です。

問相手には、意見を言う自由がある。

でも、その意見を採用するかどうかは自分で決めて
いい。

相手が心配しているからといって、その心配まで
自分が背負う必要はありません。

親との関係で「境界線」を意識するようになった
きっかけについては、別の記事でも書いています。

👉「親との関係がしんどいと感じた時に|境界線を
持つという選択

今は、少しずつ関わり方を変えています。

たとえば、LINEでアドバイスが届いても、すぐに反応しない。

何度も読み返して、

「どういう意味だろう」

「どう返したらいいだろう」

と考え続けない。

必要なら、

「ありがとう」「そうだね」

と短く返すこともあります。

返事をしたからといって、その通りに行動しなけれ
ばならないわけではありません。

相手の言葉を一度受け止めても、最終的にどうする
かは自分で決める。

それを意識するようになりました。

以前は、相手から何か言われると、その言葉を
自分の中に持ち込んでずっと考えていました。

今は、

「これは相手の答え」

と一度切り離す。

それだけでも、感じる負担はかなり変わりました。

「人との境界線を意識して自分を判断する女性」

以前の私は、境界線を引くことに少し抵抗がありま
した。

「冷たいと思われるのではないか」

「せっかく心配してくれているのに」

そんな気持ちがあったからです。

でも、境界線を持つことは、相手を拒絶すること
ではありません。

相手の気持ちは相手のもの。
自分の判断は自分のもの。

そう分けて考えることです。

相手の話を聞くことはできる。

感謝をすることもできる。

そのうえで、

「私はこうする」

と自分で決めてもいい。

すべてを受け取る必要はないし、すべてに応える
必要もありません。

そう思えるようになってから、人から何かを言われ
たときにも、以前ほど心を持っていかれなくなり
ました。

人が指示やアドバイスをしたくなる背景には、不安や心配、優しさがあることもあります。

だから、相手を悪者にする必要はないと思っています。

でも、その言葉をすべて受け取って、自分の行動まで合わせる必要もありません。

指示やアドバイスに疲れるときほど、相手の言葉を
全部受け入れるのではなく、

「ここから先は自分で決める」という境界線を持つことが大切だと感じています。

私が大切だと思うようになったのは、

相手の意見は聞く。
でも、自分のことは自分で決める。

ということです。

指示やアドバイスに疲れるときには、自分の領域に
誰かの考えが入りすぎていないか、一度考えてみて
もいいかもしれません。

相手を変えるのではなく、自分と相手の間に
境界線を持つ。

それは冷たさではなく、自分の気持ちと自分で選ぶ力を守るために必要なことだと思っています。

You don’t have to accept every piece of advice.
Trust your own choices.

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この記事を書いた人

フラを通して、心と体を整えることをテーマに発信しています。
忙しさや悩みの中で自分を追い込み、体調を崩した経験から、無理をしないこと、自分に優しく生きる大切さを学んできました。フラを「心を整えてくれる場所」として大切にしながら、日常の気づきや実体験を綴っています。

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