親との関係って、近いからこそ難しいと感じることがあります。
大事にしなきゃいけないという気持ちはあるのに、なぜか疲れてしまう。
距離を取りたいと思ってしまう。
そんな自分は悪い人間なのかと悩み、自分を責めることもありました。
最近、親からあるものを渡されました。
「子供が親を避ける理由」という新聞の切り抜きや、「みんなの宝物」と書かれた家族写真。
きっと、悪気はないのだと思います。
でも私は、そのときはっきりと感じました。
「そういうことじゃない。」
そのとき感じた違和感は、これまでの親との関係の中で
ずっと感じてきたものと同じでした。
親との関係がしんどいと感じるとき、境界線という考えが助けになることがあります。
このブログでは、私の経験から境界線を持つことで心が楽になった過程をまとめました。
親との関係がしんどいと感じた出来事
「そういうことじゃない」と感じる出来事が、何度も繰り返されるうちに、
少しずつ心が疲れていくのがわかりました。
一時期は、LINEが来るたびに胸がぎゅっと締めつけられるような感覚になって、
LiNEを開くことすらしんどく感じていました。
既読無視、何日か放置していることもありました。
でもそうすると、さらにLINEが来て
「返信しないのは失礼」
「返信するのが礼儀。」
「相手の気持ちも考えなさい。」
親からのLINEを開くたびに疲れる。
そんな状態を、繰り返していた時期もありました。
なぜこんなに疲れるのか
そのときは、何がこんなにしんどいのか、うまく言葉にできませんでした。
ただ、あとから振り返ってみると、そこには共通した感覚がありました。
それは、
自分の中に入ってきてほしくないものまで、入ってきている感覚です。
直接言われたわけではなくても、目につく場所にメッセージとなる「新聞の切り抜き」
が置かれたり、考えさせられるような形で渡されたりする。
そのたびに、自分の内側に土足で踏み込まれるような感覚がありました。
「そういうことじゃない」と思った理由
親はきっと、家族を大切にしたい気持ちや、良い関係でいたいという思いはあったのだと
思います。
でも私が見ていたのは、言葉や形ではなくこれまでの積み重ねでした。
どれだけきれいな言葉や写真があっても、そこにある現実が変わらなければ、
心は動きません。
だから私は、
「そういうことじゃない」と感じました。
境界線という考えに出会った
親だから。
家族だから。
どこまで受け止めるべきなのか、ずっとわからないままでした。
でも本当は、
自分が心地よくないものは受け入れなくていいし、
選ぶ主体は自分であること。
親だから、家族だからではなく、自分が受け取りたくないものには「線を引く」。
それでいいと少しずつ思えるようになりました。
それが、「境界線」という考えでした。
境界線は、誰かを拒絶するものではなく、自分を守るためのものです。
フラでは、体幹を整えることで、呼吸や動きが自然につながっていきます。
それと同じように、心も一度自分の中心に戻ることで、少しずつ整っていく
感覚があります。
境界線を持って変わったこと
境界線を意識するようになってから、少しずつ変化がありました。
すぐに反応しなくなったこと。
相手の言動を、少し距離を置いて見られるようになったこと。
そして何より、心が静かになりました。
親からのLINEへの向き合い方も変わりました。
以前は、内容ひとつひとつに反応してしまい、ショックを受けたりイライラする
こともありました。
でも今は、必要以上に考え込まないようにしています。
その日のうちに開いて、「ありがとう」や「そうだね」といった、
当たり障りのない言葉で短く返す。
親からのLINEが来なくなることはありません。だからこそ反発したり、
気持ちを逆撫でしたり、余計なエネルギーを使わないために、そうすることを選びました。
内容に深く入り込まず、心を持っていかれないようにする。
それもまた、自分の境界線を守る方法のひとつです。
親との関係に悩んでいる人へ
親との関係は、簡単に割り切れるものではありません。
だからこそ、しんどさを感じながらも、どうしたらいいのかわからなくなることも
あるはずです。
でも、無理に理解しようとしなくてもいいし、無理に受け止めなくてもいい。
まずは、自分がどう感じているか、心地よいものかどうかを基準に選ぶと良いです。
まとめ
親との関係がしんどいと感じたとき、必要だったのは「我慢」ではなく、
「境界線を持つこと」でした。
すべてを受け入れるのではなく、自分を守るために距離を取る。
それは冷たさではなく、これからの自分を守るための選択です。
境界線を持つことで、少しずつ、自分の中に静けさが戻ってきました。
その静けさは、フラを踊っているときの感覚と重なります。
外に向いていた意識が、自分の中心に戻ってくる感覚。
呼吸が整い、体の中に一本軸が通るような、あの感覚です。
誰かに振り回されるのではなく、自分の内側に戻ること。
境界線を持つことは、そんな感覚を取り戻すためのひとつの方法です。
今日もまた、自分の中心に戻ることを大切にしながら、
過ごしていきます。

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